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ありがとう養老保険、そしてさようなら

行動最安理論

資産形成に向け、私が解約した保険について紹介します。
二つ目は、養老保険です。

長年の倹約生活で、「行動最安理論」がおぼろげながら見えてきていた私は、また、ある程度まとまったお金を持っていました。
そんな時、某有名な大手の保険会社の営業員から、養老保険の話を聞きました。

・死亡保障ではなく、満期が来たら戻ってくるのよ
保障を得ながら、貯蓄もできる、資産形成にぴったりよ
・毎年、生存給付金がもらえるのよ

という説明を受けたと記憶しています。

「そうです、私が欲しかったのはこういうやつ!」と即決。
当時の私には知識が無かったため、「投資はギャンブル性があって、手を出してはいけない。」「保険はみんなが入っているものだから、これを選ぶべきだよね」と考えて判断してしまいました。
投資と保険は混ぜるな危険。どちらも正しく理解していなかったのです。

解約、そして投資へ

目的と手段が改めて整理されたので、さっそく解約。
お金を増やすという目的であれば、広く分散された優良なインデックス投資で長期運用することが、論理的に適切な判断であり、統計的な過去の事実からも妥当だと考えられます。

500万円程度を預け入れていた解約返戻金は、早期解約はマイナスもあるのですが、外貨建だったので、円安の影響もあって数万円のプラス。
保険なので保障していただいた上に、貯蓄性もあるから多額のお金を管理してもらって、本当に感謝しています。ありがとうございました。
やはり、養老保険、なかなかわかりづらいので、何度も丁寧に説明していただいたり、膨大な資料準備や大きな会社を構えなければいけませんから、管理コストはかかりますもんね。よいサービスでした。

資産形成の相談を、保険会社の営業員ではなく、インデックス投資家にしていれば……。
S&P500の2023年の利回りは42.28%。
イレギュラーな年だと言われますが、500万円を1年間運用すれば+200万円という計算になります。
「円安の影響で数万円のプラス」とは、大きく違う結果になったと思います。

いずれにせよ、3000万円の資金準備に向け、また約500万円が確保できました。
これからですね。